対抗する

「対抗する」とは、第三者に有効に権利を主張することです。

対抗することができる条件のことを対抗要件といいます。対抗要件を備えた方が有効に権利を主張ができるという法律関係のことを対抗関係といいます。対抗関係になるのは以下の場合です。

対抗関係の場合、対抗要件を備えた方が有効に権利を主張することができます。参考書などではそれを分かりやすくするのに「勝ち」「負け」と表現されることが多く、よく目にされることと思います。「負け」であっても、売主等への債務不履行責任、担保責任の追求、解除、損害賠償の請求はできます。対抗要件とは、以下のものです。

したがって、対抗要件とは、あくまで、第三者に対するものであり、当事者間(例:買主と売主)では問題となりません。当事者間で物権が変動するのは意思表示のみで足ります。(民法第176条)ただ、実際は証拠の無い話では水掛け論ですから、契約書や登記なども重要になります。

         
         
         
         
         
         
         
           
         

対抗する

   

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